モンテカルロ法は2倍のゲームはもちろんですが、3倍のゲームにも活用できる、汎用性の高いベット術です。
2倍ゲーム、あるいは3倍ゲームのいずれかのベット術は多々ありますが、双方に対応しているベット術は珍しいものです。
つまり、モンテカルロ法を覚えておけば、2倍・3倍それぞれのゲームを楽しめるようになります。

モンテカルロ法のシステムを覚えよう

モンテカルロ法は2倍・3倍それぞれのゲームで活用できますが、基本的な原理は同じです。
まずは3つの数字を選びます。
これは完全に自由で、その3つの数字を横に並べ、両端の数字を次のゲームにてベットします。
勝利したら両端の数字を消す、負けたらベットした数字を足す。
この繰り返しです。
一番初めに「1,2,3」と記載した例でお話すると、両端が「1と3」になりますので、次のベットではその加算数である「4」を賭けます。
そして勝利した場合、両端を消しますので、残りは「2」になりますが、負けた場合は賭けた数字を加えるので「1,2,3,4,」となります。
ちなみに2倍の場合、当たった時には両端一つずつ、計2個の数字を消すのですが、3倍の場合は2つずつ消します。
2倍と3倍の違いはこの点のみで、数字をすべて消すか、あるいは1つだけが残る状態まで進めれば1セット終了となり、高い確率で利益を手にしています。
この説明からも分かるように、システムそのものは頭の中だけで把握するのが難しいことから、モンテカルロ法はハードルが高いと囁かれています。

モンテカルロ法は複雑ではあるけど対策もある

複雑な法則性の正しい順守を求められるモンテカルロ法は、他のベット術のように気軽に試すことが難しいかもしれません。
頭の中で数字を覚えつつ、さらにはゲームにも取り組まなければなりません。
何をどこにどれくらい賭けるのかを考えつつ、さらにはモンテカルロ法の法則性も守らなければならないのです。
頭の中が混乱してしまい、モンテカルロ法の数字を忘れてしまう人がいても何ら不思議な話ではありません。
しかし、対策もあります。
例えばメモ。原始的ではありますが、紙にメモを取ることで、数字を忘れることがなくなります。
また、モンテカルロ法を実践するためのアプリも登場しています。
これらを駆使することで、モンテカルロ法の負担は軽減されます。

モンテカルロ法は「正しく」実践することが大切です

メモやアプリに頼るのではなく、自分の頭の中だけで格好良く、スマートにモンテカルロ法を実践したいと思う人もいることでしょう。
確かに頭の中だけでモンテカルロ法を把握・実践できればスマートではありますが、モンテカルロ法で大切なことは、法則性を正しく遵守することです。
頭の中だけでと思っていたものの、数字を忘れて適当な数字を入れてしまえば、そこでモンテカルロ法は効力を失います。
そのため、法則性の正しい順守・実行こそ、最優先しなければならないものです。
正しく遵守できるのであれば頭の中だけで組み立てるのも良いですが、頭の中だけで組み立てるのが難しいのであれば、メモ、アプリ等を活用しましょう。

モンテカルロ法の展開と傾向

2倍ゲームの場合、当たる確率は基本的に50％になりますので、他の2倍ベット術とほぼ同じ確率で推移します。
しかし3倍の場合、当たる確率は3分の1です。
そのため、2倍ゲームよりも当たる確率が低いですが、その点を見越してモンテカルロ法では3倍ゲームでは、当たった際に両端2つずつ数字を消します。
そのため、数字の上では2倍ゲームよりも早く数字を消すことができます。
なぜなら当たる確率は3分の1でも、消す数字は2倍です。
この点も、モンテカルロ法が細かい部分まで考えられている点が伺える部分です。

モンテカルロ法は初心者には難しい？

複雑な法則性から、モンテカルロ法は初心者には難しいと囁かれています。
しかし、メモやアプリを頼れば、初心者であっても問題ありません。
むしろ上級者であっても、メモやアプリを頼っていますし、何よりモンテカルロ法は法則性の順守が求められますので、初心者であっても問題ありません。
むしろ自分自身であれこれ決めることが難しい初心者の方が、法則性の順守を実践するだけで利益を運んでくれるモンテカルロ法との相性が良いと考えることができます。
経験を積めば自らであれこれ考えたくなるものですが、モンテカルロ法はプレイヤーの意思よりも法則性の正しい順守が求められますので、初心者であっても何ら問題ありません。

モンテカルロ法で大きな勝利を目指そう

モンテカルロ法は複雑ではありますが、メモやアプリで複雑さを解消できます。
すると、後は正しく実践するだけで大きな利益を運んでくれる可能性が高いので、上級者だけではなく初心者であっても試す価値のあるベット術です。
2倍だけではなく、3倍のゲームでの活用も可能です。
ベット術に関しては難しさだけではなく、プレイヤーのスタイルや価値観との向き・不向きや合う・合わないの問題もありますので、まずは一度、気軽に試してみるのもよいでしょう。